
マルバグミ


海岸付近に自生する常緑のつる性低木。潮風や乾燥に非常に強く、式根島の海岸沿いや林縁でよく見られます。葉は厚い革質で、表面は光沢のある緑色ですが、裏面は銀白色の鱗片(りんぺん)に覆われており目立ちます。多くのグミが初夏に実を付けるのに対し、マルバグミは秋(10〜11月頃)に芳香のある白い花を咲かせ、翌春に大きな楕円形の実がなります。この実は食用となり、昔の島の子どもたちにとっては身近な「春のおやつ」でした。
DATA
| 和名 | マルバグミ(丸葉茱萸) |
| 学名 | Elaeagnus macrophylla Thunb. |
| 分類 | グミ科 グミ属 |
| 大きさ | つる状に伸び、高さ2m~4m程度 |
| 好む場所 | 海岸近くの林縁、日当たりの良い斜面 |
| 式根島で見られる場所 | 遊歩道や林縁 |
| 分布 | 本州(関東地方以南)、四国、九州、沖縄 |





書いた人

こんにちは。神田外語大学で環境科学と生物学を教えている飯島明子です。学生のころ巻貝の調査で通った式根島に、また訪れるようになりました。島での私のあだ名は「シッタカの姉ちゃん」(磯にすむ小さな巻貝を島ではシッタカと呼びます)。式根島の生き物を紹介しています。
