夏あたりから、ちょこちょこフエダイを狙って竿を出していた連載「今宵もしきねでバエパッチョ」のバエパッチョさん。前回は大学生のゆうたくん(+女将)と頑張りましたが、よいところにかからず、中途半端なバラシが続くなか、ゆうたくんが釣ったフエダイのタモ入れで終わる始末。
今回は、もろもろ検討しなおしたところ、うまくハマって、2日間で本命3枚をキャッチ。タマンにぶっちぎられバラシが1回、外道をあまりかけず短時間勝負ができました。




気になる脂ノリの指標である内臓脂肪は…?


どれも同じくらい。まぁまぁといったところです。いつもなら、いったん全部手当てして熟成するんですが、今回はやってみたかったことがあったので現地で1匹調理しました。それは「清蒸(チンジョン)」。中国でハタ類などで作る蒸魚の料理です。このために、ピーナッツオイルと中国の蒸魚用醤油を持って来ていました。
完成の様子はこちらをご覧ください。
味わいは言うまでもありません。本場の動画もありました。内臓脂肪を使うのか!
これは次回やってみたいですね!
残りのフエダイは9月25日に釣った41㎝を10月2日まで7日間、26日に釣った42㎝のを4日まで8日間熟成しました。



フエダイは皮目の脂がおいしいので、アラも大事です。すぐ使わないときは冷凍。

さて、その後。もう1匹はどうやって料理しようかな?と考えながら、山を歩いていたら、よいものに出会いました。
ちょうどフエダイと同じくらいの重さの天然マイタケとハタケシメジです。ハタケシメジは本しめじに勝るとも劣らないうまさとして定評があります。


その夜、2匹目のフエダイを開封して「天然キノコと熟成フエダイのホイル焼き」を作ることにしました。

何はつけても鱗を丁寧にとるのがコツ。




白身のトロだぁ!

というわけで、ホイル焼きにいたしました。



これは超絶美味ですね!夢を抱いて島に渡って魚を釣り、無心に山を歩いて、お宝に当たる。嗚呼、素晴らしき哉、人生。
丁寧に釣りあげて適切にマネジメントした熟成フエダイと朝どれの天然舞茸のマリアージュは間違いがありません。問題は再現性が全くないことです。
残ったフエダイは本わさびとすだちを添えて炙り刺しです。

フエダイは柑橘をしぼると、さらに真価が引き出せる気がいたします。ぜひ、お試しください。



